当社は、使用済み三元系リチウムイオン電池の廃棄に伴う安全性および環境負荷の問題は地球規模にて重大な課題として認識しております。 このたび、極めて高い危険性を有し、環境汚染のリスクを伴う廃棄処理に関する研究開発を進め、安全かつ適正に処理・廃棄を行うための基礎的な実験に成功いたしました。
この結果を踏まえて特許出願をいたしました。 今後は、この成果をもとに実用化をいたします。具体的な処理装置の開発に着手し、持続可能な社会の実現に向けた一助となるべく取り組んでおります。
薄膜ソーラーパネルを活用した本システムは、輸送トラックの屋根(ボディ)に太陽光パネルを設置し、常備搭載されている鉛バッテリーへ直接充電する仕組みです。バッテリーの電圧が安定することで、通常は走行中に自動で稼働するオルタネーター(発電機)の駆動が減少し、その結果としてエンジン負荷が軽減され、燃料の使用量を大幅に削減することが可能となります。
PoC(概念実証)においては、燃料消費量の10%以上の削減が確認されており、これはトラック業界におけるCO₂排出削減への大きな貢献につながります。加えて、本技術の導入により創出されるCO₂排出権は、市場において売買可能であり、新たな経済を創出いたします。
輸送業界の燃料消費削減およびCO₂排出削減の両面において効率改善を図り、持続可能な未来への一歩を実現いたします。
*1「GasHeru」は、奥洲物産運輸株式会社の登録商標です。
このシステムは、奥洲物産運輸株式会社と共同開発しました。
*2当社は、当該ソリューションンの日本を除く海外の独占的販売権を有しています。
※薄膜ソーラーパネル (全てのトラックに搭載)
IoTデバイスは、再生可能エネルギーの利用状況やCO₂排出権の発生量をリアルタイムで収集・記録する重要なインフラとして機能します。太陽光発電設備や電力利用機器に設置されたIoTセンサーは、発電量・消費電力・CO₂換算データを常時モニタリングし、排出権の正確な算出に不可欠な情報を自動で集約します。これにより、従来曖昧だった環境貢献度を「視える化」し、ブロックチェーンと連携させることで不正のないデータ管理と排出権取引が可能になります。
さらに、IoTは単なる情報収集にとどまらず、各地域や施設ごとのCO₂排出権の“生成源”をネットワーク化し、将来的には国や業種を越えて連携する「分散型排出権プラットフォーム」の中核を担います。私たちは、IoTによる透明性と即時性を活かし、排出権市場における信頼性の高いデジタルインフラを提供していきます。
これは、共同研究先の早稲田大学と執り進めております。
カーボンクレジット認証システムは、CO₂をはじめとする温室効果ガスの削減・吸収活動において、その効果を「視える化」し、国際的に信頼される形で認証・取引可能とする仕組みです。本システムでは、再生可能エネルギーの導入や森林保全、省エネ技術の導入など、様々なプロジェクトから生まれる削減量を、IoTやブロックチェーンといったテクノロジーを活用して正確かつリアルタイムに計測・記録します。 これにより、削減効果の透明性を確保し、不正のない公正なクレジット発行を実現します。認証を受けたクレジットは、カーボンオフセットやサプライチェーン全体の脱炭素化戦略に活用可能であり、持続可能な社会づくりへの具体的な貢献を数値で示すことができます。
カーボンクレジット認証システムは、CO₂をはじめとする温室効果ガスの削減・吸収活動において、その効果を「視える化」し、国際的に信頼される形で認証・取引可能とする仕組みです。本システムでは、再生可能エネルギーの導入や森林保全、省エネ技術の導入など、様々なプロジェクトから生まれる削減量を、IoTやブロックチェーンといったテクノロジーを活用して正確かつリアルタイムに計測・記録。